早いものでもう8月になりました。8月には【お盆】がありますね。
お盆は一年に一度、ご先祖様をお迎えをします。各地域・家庭での違いがあるかと思いますが、
少しだけ『お仏壇のお供え』についてお話ししようと思いますm(_ _)m
お盆のお仏壇には色々なお供え物が並びます。中でも代表的な物が・・・
・香 ・明かり ・花 ・水 ・食べ物 の5種類をお供えする事を【五供(ごく)】と言います。
ご先祖様が帰って来た時のおもてなしの意味をもちます。
ちなみにお線香の煙は香食(こうじき)と言ってご先祖様にとってはご馳走だとされているそうです。
地域によってはナスとキュウリで作った牛と馬をお盆に飾ります。
このナスとキュウリで作られた飾りは【精霊馬】と言います。(※馬も牛も合わせて精霊馬です)
お盆にご先祖様をお迎え・お送りする際の乗り物として馬と牛を用意します。
キュウリ➔馬・・速い馬に乗り少しでも早く家に帰ってきてほしいという気持ちが込められています。
ナス➔牛・・歩みの遅い牛にお供え物を乗せて少しでもゆっくりお帰りになる様にという気持ちが込められています。
これからお迎えの準備をされる皆さんに・・・
お供えの意味を感じ、心からのおもてなしでお盆を迎えていただければ幸いです。